【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介⑥】写真集『ボクラ(Bokra)・明日、パレスチナで』(写真・高橋美香)

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介⑥】写真集『ボクラ(Bokra)・明日、パレスチナで』(写真・高橋美香)


激動のパレスチナを幾度と訪れ、そこに暮らす人々と生活を共にした写真家がみつめた、パレスチナの日常。子どもたち、家族、働く人たち、彼らの笑顔から、パレスチナの明日が見つめる一冊。「ボクラ」はアラビア語の方言で「明日」の意味。

「ここに収められた写真は、心に「壁」や「国境」も持たない人間同士がお互いに心を開き、交わり合った記録でもある。同時に、写真家が感じ取った平和への思いでもある。」(長倉洋海氏の推薦文の抜粋)

ボクラ(Bokra) 明日、パレスチナで
A5 並製 オールカラー 32ページ 2015年3月刊行
1600円 978-4-905389-27-9

ボクラ(Bokra) 明日、パレスチナで
978-4-905389-27-9

【ちいさな本屋さん展 ひっそり展示①】杉田總遺稿集『龍神渕の少年』(私家版)序文・澁澤龍彦

【ちいさな本屋さん展 ひっそり展示①】

杉田總遺稿集『龍神渕の少年』(私家版)

序文・澁澤龍彦 

昭和46年4月刊 布貼り角背上製本 活版印刷 

装幀・構成 岡沢喜美雄・立岡章平 

父・總の死の一年後に母・小百合が父の友人たちと制作。序文は、著作目録を作るなど傾倒していた澁澤さんよりいただき、その本好きさを「共感と敬意を込めてマニア」と評される。評論や小説、詩、絵、澁澤龍彦著作目録など収録。人前に持っていくのは初めての本。ひっそりと置いておきます。

杉田總(ペンネーム:花藻群三)

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介⑤】『ホシノキオク』(絵・立体・文 金丸悠児)

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介⑤】『ホシノキオク』(絵・立体・文・金丸悠児 撮影・安川啓太 印刷製本・創基)

動物や建物などを独自の手法で表現し創作を続けている画家・金丸悠児さんの初めての絵本。流木などを使った立体作品にやさしく深い文章を付けたもの。百貨店、画廊など内外の展示が続く一方で、C-DEPOT代表としても精力的に活動。

978-4-905389-18-7 2012年12月刊行 A5変形 並製24ページ オールカラー 1200円(税別)

ホシノキオク

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介④】高木亮『スナバン』シリーズ

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介④】

高木亮『スナバン』シリーズ(作・高木亮 装幀・三宅理子 印刷製本・創基)


きりえ作家高木亮さんが手がける、砂場を守るキャラクター・スナバンが主人公の4コマ漫画。4コマに合わせた装幀になっています。たくさんのユニークなキャラクターが続々登場。ネットで連載も http://sunaban.benice.co.jp

スナバン1 978-4-905389-01-9
スナバン2 978-4-905389-02-6
スナバン3 978-4-905389-33-0
スナバン4 978-4-905389-06-4

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介③】ポストカードブック『木村圭市郎素描コレクション』

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介③】

ポストカードブック『木村圭市郎素描コレクション』

木村圭市郎素描コレクション & 木村札

「タイガーマスク」や「サイボーグ009」他多数の作画監督を担当し、伝説といわれるアニメーターの描き下ろしカードブック(全24枚)。大胆なアクション、力強い描線は健在です。

978-4-905389-10-1 2011年10月刊行 全24枚 950円

コミケのサークルKK-SPIRITで頒布していた「木村札」の制作も個人的に担当しています。

【ちいさな本屋さん展 開催案内①】いろどりやま店主さんからのメッセージ

今回の「ちいさな出版社のちいさな本屋さん」展は、

いろどりやま店主・飛永さんからの熱いお誘いで実現したものです。

 

そのいろどりやま店主・飛永さんからの開催に向けてのメッセージです。

「夏はインドア派な方はもちろん、さすがに今年は室内でねの皆様

この夏のオススメの過ごし方は、冷房の効いたお部屋で読書。

いろどりやまは、会期中、アコガレの本屋さんに変身します。

港区で一番小さな出版社 ビーナイスさんの本愛溢れる本屋さん

お暑い盛りではありますが、店内エアコンでそよそよ、心地よい音楽とともにお待ちしています。

どうぞお楽しみに!」

 

こちらも来ていただいた方に楽しんでいただけるように、準備を進めています。

いろどりやま エントランス

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介②】斉木雄太「モンスターシリーズ」

斉木雄太「モンスターシリーズ」

幼い頃から20年以上、モンスター作品を作り続けるクリエイター斉木雄太さんのモンスターシリーズを刊行しています。ガラス絵、陶器、紙粘土、イラストなど、その作風は多岐に渡ります。

斉木さんは、柴田元幸責任編集『MONKEY』2018年SPRING の表紙・目次の絵を手掛けるなど、活躍の場を広げています。

斉木雄太「モンスターシリーズ」

第1作「モンスターメイカー」

第2作『恋するモンスター』(文・千葉美鈴)

第3作『新世紀モンスター』(撮影・岩本竜典)

第4作『東京モンスターボックス』(撮影・岩本竜典)

第5作『モンスターの夏休み』(撮影・岩本竜典)

第6作『モンスターカーニバル』(撮影・岩本竜典)

【ちいさな本屋さん展 刊行物紹介①】『ニューヨークエルストーリー』(千葉美鈴)

 

『ニューヨークエルストーリー』

(著・千葉美鈴 装幀・三宅理子 印刷製本・レトロ印刷)

A5並製 116ページ 2010年7月

952円 9784-905389-00-2

ビーナイス最初の出版。

ドラマ、アニメ、舞台の脚本で活躍する千葉美鈴さんのNY留学から想を得た恋愛小説。登場人物のセリフがグッとくるものばかり。図書館が舞台なので、装幀も図書館本風に。
3分冊を手作りカバーでまとめるという、ビーナイスの原点ともいうべき大切な一冊。先日の専門学校生でのインタビューでもかなり話しました。

ニューヨークエルストーリー

「ちいさな出版社 の ちいさな本屋さん」展 リリース

「ちいさな出版社 の ちいさな本屋さん」展

渋谷いろどりやま 2018年8月18日(土)~26日(日)

10周年を迎える、出版社ビーナイスの刊行を振り返る展示「ちいさな出版社 の ちいさな本屋さん」展が、8月後半に行われます。

これまでに絵本『きぼうのかんづめ』や『泣きむしハナ 泣かなかった』、人気蕎麦店メニューをイラストで紹介する『東京蕎麦描き』、春風亭昇太&缶詰博士・黒川勇人のレシピブック『旬缶クッキング』、浅草の行列店フルーツパーラーゴトーのパフェを樋上公実子が油絵で描くフルーツパフェカードブックシリーズ、パレスチナの日常を切り取る写真集『ボクラ』など、話題作を刊行。

2018年3月にはドイツ・ライプチヒで行われた「世界で最も美しい本コンクール」で絵本『くままでのおさらい』手製本特装版が銀賞を受賞するなど手作りの本の魅力を伝える刊行にも取り組んでいます。

今回の「ちいさな本屋さん」展では、過去10年に刊行してきた本が並ぶだけでなく、「世界で最も美しい本コンクール」銀賞受賞の美篶堂手製本絵本の試作品の展示や、刊行になったばかりの樋上公実子『フルーツパフェ幻想』の鉛筆画原画の展示も行われます。

また、会期中は連日「出張編集室」として本に関する相談も受付。(14時~16時予定)

これからの本づくりへとつながっていく展示を目指しています。

*ビーナイスの社名はブルーハーツの「人にやさしく」の英題に由来しています。

<会場・会期>

いろどりやま

〒150-0044 東京都渋谷区円山町14-11

ニューライオンズ渋谷102. TEL/FAX 03-3462-2321

2018年8月18日(土)~26日(日)*水木定休 OPEN/ 13時~19時